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三峰山

三峰山

Sambongsan

虎がたくさん住んでいた山

三峰山は忠北堤川市城雲面花堂里と德洞里の間に聳え立っている山である。しかし、未だに多くの人々に知られてはいない。その理由は、三峰山は白雲山、九鶴山、舟論山、天登山、十字峰に囲まれた、その真ん中に位置しているためである。

三峰山にはこのような地形的な理由から、50年あまり前までも、虎がたくさん住んでいたという。これを証明するように、村の一円のノロクゴルの付近には虎食塚がある。 虎食塚は虎食葬の墓で、虎がたくさん住んでいた昔の山間地方では、よくあった様式である。虎に噛まれて死んだ人の遺骨を見つけ、その場で火葬して、石で墓を作ったという。その次、墓にこしきをかぶせて、こしきの穴に包丁を刺し、怨霊が出ることができないようにした。

虎食塚は江原道太白市、三陟郡、旌善郡の地域で数百個が発見された。しかし白雲面三峰山では初めて発見されたものだった。しかしイムボロクゴルとノロックゴルの間の畑に残っていたこの虎食塚は、現在、石の墓の痕跡しか残っておらず、こしきを逆にしてかぶせた虎食塚の姿を見つけることはできない。

三峰山の下の村は、その名の由来も独特である。 花堂里の元の名前は「コッデンイ」で、今も地形図にはそのまま使われている。昔この地域には、池が多かったと伝わるが、池の所々に花が満開したといい、こう名づけられたという。イムボロクゴルは「あなたを捨てた所」という意味であり、ノロックゴルは「広い岩」があったことから由来したという。

一方三峰山の東の方の平洞里は故郷と切実に恋しがり、故郷を背景に作品を出した詩人であり、小説家であるオ・タクボンさんの故郷でもある。この村は他の村と違って、平野地帯で、昔から穀物が豊富だったという。

三峰山は德洞溪谷とヤウスドン渓谷を挟んでおり、夏場の山行地としてお勧めである。しかし十字峰(983.2m)の稜線に沿った山行であれば、冬に訪れるのがいい。三峰山の山行コースは大きく二つのコースである。もっともよく知られている道は渓谷から渓谷までのコースで、德洞溪谷の先に位置しているヤウスドン渓谷から登った後、西のイムボロクゴル渓谷で下山するコースが代表的だった。しかし最近は三峰山の南に位置したジュマク通りとソンゴルサイッギルをよく利用する。

ソンゴル方面(花堂里ソンゴル~頂上~十字峰~ウォンドク洞)
登山所要時間:5時間20分
区間別所要時間:空き農家ー(20分)-鞍部ー(24分)ーノブノキ群落地ー(34分)-頂上ー稜線の分かれ道ー(1時間45分)-十字峰頂上ー(12分)-分かれ道ー(7分)-非舗装道路ー(18分)-里程標ー(1時間)-ウォンドク洞バス停

白雲里花堂里のジュマク通りとソンゴルの間道に山行の入口である。北側の道を辿っていけば、農家が出る。10分余り行くと最後の家があるがそこは空き家で、人が住んでいる痕跡はない。しかし、未だに水道が残っており、ここで食水を求めやすい。

水筒を満タンにし、空き農家の裏に行くと右側に豆の畑がある。畑を横切って登っていけば、人、一人が通ることができる細い坂道が続く。9分余りさらに行けば、稜線に着く。もっと5分ほど行けば、道がはっきりして、チョウセンマツの群落地が出てくる。ここで右に入る。急傾斜の坂道を8分余り登れば鞍部に着く。しかし、はっきりしていた道は徐々に細くなり、登山路がよく整っていない。

三峰山は昔から登山経験が多い人たちにはよく知られている山である。しかし、一般人にはそれほどよく知られていないため、実際に訪れる人は稀である。

坂道に沿って行けば、15分余りで、鞍部に着く。細い道であるが、ここで道に気をつけなければならない。右にも道があるが、そちらに行くと結局左の方へ登らなければならないわずらわしさがあるので、真っ直ぐ登った方がいい。

途中、ずっとなかった標識旗は6分余りで現れてくる。道は緩慢な坂道である。20分余り、さらに登れば、海抜730メートルの鞍部に至る。ここはコルク栓を作るのに使われるノブノキが群落を作っている。

群落地から、5分ほどさらに行けば、白色の古い標識旗を発見することができる。さらに15分を行けば、分かれ道が出て標識旗が一つ、二つ現れる。標識旗に従って右にある道は三峰山に行く道であり、まっすぐ伸びている道は十字峰に向かう道である。

右に下って12分ほど行けば、海抜910メートルの三峰山頂上に着く。森の中の道に沿って登れば、頂上の標識石が置かれている。2002年10月に山林庁のヘリコプターで運んだ物で、標識石の周辺の標識旗も色々なまたに結ばれている。

頂上から正南方面を眺めれば、白雲面の所在地が一目に見え、天登山、九鶴山などが眺望できる。尚、天気がよい日には清風ダムの水景噴水も見えるという。頂上の北西の方は十字峰へ行く道であり、東の方にはヤクスドン渓谷と德洞溪谷に下る道である。

十字峰は江原道原州と忠北堤川の境界に聳え立っており、一名、チョクセ棒ともいう。白雲山(1,085.7m)から、オドゥジェを過ぎて続けられる稜線で、より長く山行使用と思えば十字峰に寄ってみるのもいい。

十字峰方面に下りて行けば、すぐ下り道が続き、鞍部に着く。標識旗があり、道を探すのはそれほど難しくない。続く下り道に沿って、40分余りを行けば、稜線の分かれ道にでる。標識旗に従って、左側の下り道に入ると10分あまりで、鞍部に出る。ここから右側に行けば、緩慢な下り道が続き、828メートル地点に至る。続く下り道に沿って、25分ほど行けば、坂道が続いていく。15分を行くとその時から、20分間、坂道が続く。息を整えて、江原道原州と忠北堤川市の境界点を過ぎて、十字峰に下る。

たったの、15分で、十字峰の下にあるヘリポートに到着する。四方の展望が見え、正東の方へ九鶴山が見える。標識旗に従い、直進して、5分余り登れば、十字峰の頂上である。国土地理情報院が2004年印刷した地形図上では。983.2メートルとなっているが、頂上の標識旗には985メートルとなっている。しかし頂上にあるダリゴルと兩峨峙方面を示している案内板には984.8メートルと書かれている。

山行の入口はウォンドク洞にする。東側の道に下れば、道はよくできているが傾斜がひどい。12分を行けば分かれ道が出る。右側に作られている道は渓谷と繋がっている道で、標識旗がある左側の道に行く。13分を下れば、非舗装道路へ着く。

非舗装道路に沿って、右側に18分余り行けば、「上鶴洞7.2km、サシラクゴル(上鶴洞)5.1km」と書かれた里程標がある。ここを過ぎて、12分を行くと、左側に目立つほど大きい木が見える。木の間にできている道を18分行けば、出てきて、畑の道に沿って4分を行くと3つに分かれる道が出る。

3つに分かれた道から、ビニールハウスがある上の道を後にして、水タンクがある道へ下る。続いて、渓谷に出て、真夏には所々で避暑を楽しむ人たちが見られる。分かれ道から28分余り下って行けば、入口であるウォンドグ洞のバス停に着く。停留場の前には山火事予防の案内板があり、登山路であることがすぐに分かる。十字峰までの山行時間だけでも5~6時間がかかり、登山中には飲み水が手に入りにくい。